マレ-シアでの定住考
これからロング・スティヤ-を目指している方々は、マレ-シアの沢山のメリットや素晴らしさを、ご存じですし、ガイド・ブックにも記載されていますなので、それらの事は、ここで省略致します。私は、あえて、その事に対する問題提起として、私が滞在を繰り返した経験と感じた事を今回まとめてみました。勿論、間違った認識があるかもしれませんが、此方で生活するには、それらの項目の検討が必要ではないかと思うからです。
皆さんがご存じの、あの素晴らしい本の内容に、魅せられて、マレ-シアでの定住の可能性を求めて、昨年から、単身で2週間程度の滞在を始め、今年もKLとペナン島にそれぞれ2週間滞在してきました。今回も、KLのMid Valleyのホテルに11月2日より滞在中(途中でマラッカに1週間ほど滞在しました。)で、30日に帰国した後に、下記の項目について家内とよく話し合いをし、私達自身の結論を出さねばなりません。
賞味期限:マレ-シアのクアラ ルンプ-ルにある日系ス-パ-の店頭に並んでいる豆腐を買いましたが、生産地はシンガポ-ルで、豆腐に印刷してある、賞味期限は、買った当日の日より1ヶ月先の刻印が打たれており、日本の感覚とは、かなり異なる事を知りました。ホテルやレストランでで店屋物だけを食べて、観光客として滞在していると、この様な事は判りませんので、やはり自分の目で確かめる事も必要です。再度、11月26日に同じ銘柄の豆腐を買いましたが、BEST BEFORE:02/01/2008と印字され、来年1月2日の賞味期限になっていました。従って製造日より数えると賞味期間は、約40日弱と推察されます。(勿論、日本食コ-ナ-には、それなりの豆腐が置いてありますが、私は出来るだけ、値段の安い食品を探しました。)
経済飯:タイ米飯を大皿に盛り、好きなおかずを4-5品程度載せたRM5-7程度の経済飯は、食生活では、とても経済的でしかも美味しいですが、大体、どのおかずも、油を使っていますので、油脂分を過剰摂取してしまうので、充分にカロリ-計算をしないと、成人病を持っている私の様な人は、健康管理に充分な注意が必要となります。私の場合は、夕方は、ホテルで、トマトと豆腐と鯖缶と、そして総合ビタミン剤などのサプリメントで不足分を補ったり、ウォ-キングをしてバランスを保つ様にしています。でも、いくら美味しい言っても、毎日では、飽きがきますので、日本食やラ-メンや餃子も食べますが、日本での支払いと同じくらいですかね。でもアルコ-ル類は、ス-パ-でもレストランでも、確実に日本より高いですが、目安として日本の倍くらいになるでしょうか。
食品の品質:沢山の野菜や果物が、海外に依存している事が、ス-パ-で、品物を手にとって、ラベルを読むとよく判ります。近海の海はすごく濁っていますので、海水の質が良くないと思われますが、そこで採られた魚又は、養殖された魚も沢山店頭に並べられています。(クムタ島では、養殖された魚が、KLに運ばれ消費されていると聞きましたので、訪れました。海水が余りにも濁っているからなんですが、ウ-ンと唸ってしまいました。) やっと有機野菜に感心が持たれ出した様ですが、まだ、まだ、小さなコ-ナ-に少量置いてありますが、量も少なく価格も高い為に、余り売れていない様です。残留農薬の検査が、マレ-シアで行われているか、定かでは、ありませんが、この事を懸念して、此方に定住されている、ある日本人の方は、野菜や果物を洗い桶に入れて、30分ほど付けておくそうです。
飲料水:私は、ホテルの水も、フ-ドコ-トの氷でも、下痢になったなったりした事はありませんが、長期的には、やはり健康上抵抗があります。ホテルの湯沸かし器にホテルの水を入れて沸かすんですが、ほんのりと色が付いているのが判ります。その為に、中級以上のホテルでは、ペット・ボトル入りの飲料水を無料で提供しています。定住となれば、酸素ボンベの様な大きな浄水器が売り場で展示されていましたが、ある程度の容量の浄水器が必要になるでしょうし、あるいは、又は、飲料水を購入し続ける必要があると思いました。
デング熱:都市部での発生率が高いデング熱の2007年の1-8月までの統計では、マレ-シアのデング熱感染者数が前年に比べて47.5%も増加と報じられています。私も蚊に刺されましたが、幸いにも異常はありませんでした。只、感染者の死亡率は0.2%との事ですし、勿論、発熱したら、病院へ行く必要はありますが、過剰な心配はいらないかもしれません。
犯罪:スリが沢山います。私も今年の1月のkL訪問時に、帰りの航空券をバックからすられてしまい、1万円支払い、再発行して貰いました。 又、今年の4月のロンドン訪問時にも現金をバックから抜き取られました。いずれの場合も、すられた事は後から判る様な鮮やかな手口です。海外では、スリに遭遇する確率は、ものすごく高くなる事を実体験から学びました。
いろいろと対策をして、今回の28日間のマレ-シア滞在に臨みました。あの高いココナツの木に、サルの様に簡単に登る人もいますので、かなり高層ビルのコンドミニアムの窓から侵入されてしまい、泥棒の被害があったそうですから、例え高層階と言えども、窓には格子が必要みたいです。地元の南国新聞を読みますと、日本と同様に犯罪が多発しています。
銀行:KLのある銀行では、ビザなしでも、口座開設が可能な事が判りました。(ある銀行のお客相談窓口に行き、担当者にその旨の話をしたら、彼の上司を紹介しくれました。ある程度まとまった金額なら開ける様ですが、円口座は扱っていないと事でした。) 日本から送金して、リンギットやドルやポンドなどの外貨にして、定期で運用した利子を日本に送金すれば、やはり雑所得になるでしょうし、口座を解約した場合に、日本の取引銀行に送金すると、新たに所得になるので、その為に税金がかかると思います。(すでに所得税を納めたお金を送金して、利息を増やす為に、マレ-シアの銀行に送金し、ある時点で口座の解約をして海外送金すると新たな所得税とみなされると思うんです。それと確か200万円以上の海外送金は、各国内銀行は、その事をまとめた書類を関係先に送付する義務がありますし、税金を支払わなければなりません。) それの上に為替リスクもありますから、マレ-シアの3-3.9%位の定期金利は魅力で、マレ-シアで定住するには、とても魅力的な金利ですが、その恩恵を日本で受けるのは、無理の様です。ですから、国内で外貨預金をした方が有利になるかもしれません。
各種料金:電気、ガス、電話等の料金は、日本の様な自動振り込み制度は、無い様ですし、きちんと、関係窓口に支払いをし続けなければなりません。ゴミの出し方と家電の故障とか上下水道の不具合とか、日本国内で電話一本ですぐに飛んできますが、此方はマレ-シアですから、いらいらしながら待たされる事もしばしばと聞きます。
歩道状況:車道は、片道5車線もあったりと高速道路も完備されており、道路網は良いと思いますが、交通マナ-が日本と異なりますし、ウインカ-を点滅せずに、高速で曲がってきますし、オ-トバイもしかりで、道路の横断には、とても危険が伴いますので、足の良くない人は、タクシ-か車での移動になります。まして車いすは、全く無理です。ペナンもKLも大きな街での自転車で走る事も大変危険ですので、お勧め出来ません。タクシ-も、まず行き先を告げてからの値段交渉ですから、近場の場合、拒否されるか、相当高い値段をのむか、何回も他のタクシ-に交渉する羽目になります。勿論、お抱え運転手を雇える人は、そんな問題からは解放されますが。
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コメント
はじめまして。
「ペナン島」検索にて、たどりつきました。
私も、将来(約6年後)は海外でロングステイを~と、考えております。
また、いろんなお話や、旅行の記事を読ませて頂きますね。
私も旅行が大好きなんです。
今後とも宜しくお願いします。
投稿: うさぎ | 2008年2月 5日 (火) 21時40分
うさぎさん、初めまして。
私の日記にお立ち寄り頂いて、更にレスも付けて頂きありがとう御座います。
旅やロングスティは、出かける前の計画段階での楽しさ、滞在中の沢山の発見、そして帰宅後の思い出と、1回で3回の楽しさが味わえますから、うさぎさんも旅行が大好きなんですね。
又、お時間がありましたら、どうぞお立ち寄り下さいね。
うさぎさんもHPを作っているんですね。 後でちょっと寄らせて貰います。
投稿: GEMINI | 2008年2月 6日 (水) 07時02分